テクニスマルチフォーカルとは
ライフスタイルに合わせて選べる多焦点眼内レンズで、先進医療適応しています。白内障手術後に眼鏡やコンタクトレンズへの依存度を低減し、快適に生活できるように開発されたもので、遠距離・中距離・近距離など普段の生活で必要な距離に最適化されています。近距離~中距離(33cm、42cm、50cm)の見え方は、ライフスタイルによって必要とされるものが変わってくるため、それに合わせて選ぶことで快適な見え方を実現します。
テクニスマルチフォーカルの種類
テクニスRマルチフォーカルIOL+2.75D
中距離視力(50cm)をメインに最適化されています。ゴルフなどのスポーツ、ショッピングや観劇などを楽しまれるアクティブな方に向いています。
テクニスRマルチフォーカルIOL+3.25D
中・近距離(42cm)をメインに最適化されています。デスクワーク、読書、料理などをされる方に向いています。
テクニスRマルチフォーカルIOL+4.0D
近距離(33cm)をメインに最適化されています。編み物や刺繍、カメラの撮影など、手元の細かい作業をよくされる方に向いています。
テクニスマルチフォーカスの特徴
手術後の眼鏡依存度を低減
テクニスマルチフォーカスは、できるだけ眼鏡なしで快適な生活することを目的とした多焦点眼内レンズです。手術後6ヶ月に眼鏡無しで快適に生活できているかを調べた調査では、近方・中間・遠方で80~90%の方が満足と答えており、平均が90%を超えているという結果が出ています。
ぎらつき(グレア)と光の輪(ハロー)
テクニスマルチフォーカルを用いた手術を受けた方に行ったアンケートによると、グレアが気にならない・あまり気にならない方は約95%、ハローが気にならない・あまり気にならない方は約90%という結果が出ています。
手術費用について
テクニスマルチフォーカルは、先進医療適応の多焦点眼内レンズとなります。当院は厚生労働省より先進医療を受けられる施設の認定を受けておりますので、詳しい内容はお問い合わせください。また、医療保険の先進医療特約に加入している場合、給付を受けられる場合もありますので、ご契約されている生命保険会社にお問い合わせください。