眼科検診

眼科検診を受けましょう

眼科検診を受けましょう

眼科疾患には、特に自覚症状なく進行して突然大幅な視力低下や失明に至るものがいくつもあります。実際に日本人の中途失明原因では、緑内障が長く1位を占めており、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症も上位にいつも位置しています。こうした眼科疾患は珍しいものではありません。根治できない疾患も多いのですが、その場合も適切な治療を続けることで進行をゆるやかにして生涯良好な視力を保つことも可能です。
眼科検診は学校や職場で受ける健康診断の簡易的な視力検査だけという方がほとんどですが、「見える」ということは生活の基礎になる感覚ですので、とても重要です。眼科で受ける検診であれば、疾患の有無を含めた検査が可能で、問題があればすぐに適切な治療を開始することもできるため、年に1回検診を受けることをお勧めします。特に糖尿病がある方は欠かさずに定期的な眼底検査等の眼科検診を受けるようにしてください。同じ眼科医で定期的な検査を受けるようにすると、結果の推移を把握できるため、より精密な結果やリスクの適切なアドバイスが受けられます。

眼科検診で行うこと

視力検査

近視、遠視、乱視などの屈折異常について調べる検査です。適切な眼鏡やコンタクトレンズは、快適な見え方に必要なだけでなく、疲れの予防や体調改善にも役立ちます。矯正レンズの処方が必要な場合には、ご相談の上で用途などに合わせたきめ細かい調整も可能です。

角膜の検査

角膜の形状を調べる角膜形状撮影や角膜の角膜の内側にある細胞を調べる角膜内皮細胞撮影を行います。

網膜の病気の検査

視神経や網膜の状態を確認する眼底検査を行います。また、網膜の断面を撮影し、網膜の厚さを調べます。

白内障の検査

白内障の検査では、視力や眼底や眼圧の検査に加え、細隙灯顕微鏡で水晶体の濁りや眼球の内部を観察します。

緑内障の検査

ものが見えている範囲を調べる視野検査と眼球を丸く保つための眼球内の圧力である眼圧を測定します。

3歳児健診について

3歳児健診では視機能検査が行われていますが、これは正常な視力の発達には幼い時期に両目でしっかり見ることが不可欠だからです。ただし、3歳児に正確な検査を行うためには特殊なスキルが必要ですので、一般的な健診では異常が見逃されてしまうこともあります。当院には、視能訓練士という正確な眼科検査や指導を行える国家資格を持ったスタッフが常駐しています。幼い子どもの眼科検査も数多く行ってきています。
3歳児健診で精密検査を受けるよう指摘された方、そして指摘がなくても検査結果や黒目の位置、お子様の様子に「おかしい」と思うことがあるなどご不安がある場合にも早めにいらしてください。

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