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白内障の日帰り手術

当院では、豊富な経験に基づき、日帰りの白内障手術を行っております。手術は目薬だけの「点眼麻酔」で行うため、注射を行う必要がありません。手術中も意識ははっきりしており、医師やスタッフと会話もできますので、リラックスして手術を受けていただけます。

手術では、数ミリの小さな切開創から、濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し、その代わりに人工の「眼内レンズ」を挿入します。精密さと安全性を期すため、高性能な手術用顕微鏡を用いて丁寧に行い、手術時間は通常15分~20分程度です。

手術後は眼帯で目を保護しますが、翌日の診察で問題がなければ外すことができます。挿入する眼内レンズは、目の中にあっても違和感がなく、取り替える必要もないため、生涯にわたってクリアな視界を支えます。

白山ながみね眼科の白内障手術 5つの特徴

1. 「選定療養」に対応し、多焦点眼内レンズの選択肢を

当院は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を行うことができる「選定療養」の認可施設です。

以前、多焦点眼内レンズは「先進医療」として扱われていましたが、2020年4月の制度改定により、「選定療養」という新しい枠組みに移行しました。 これにより、手術にかかる基本的な費用(診察・検査・手術・薬代)は健康保険が適用され、追加費用として多焦点眼内レンズの代金のみを自費でお支払いいただく形になりました。全額自己負担に比べて、患者様の費用負担を抑えながら、より質の高い見え方を選択することが可能です。

※現在、民間の医療保険の「先進医療特約」は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術には適用されませんのでご注意ください。

2. 新しい手術装置で、目に優しく安全な手術を

当院では、新しい白内障手術装置「センチュリオン®︎ビジョンシステム」を導入しています。手術中の眼圧の変動を最小限に抑えることで、合併症のリスクを低減し、より目に優しい手術を実現します。また、硬く進行した白内障も効率よく砕いて吸引できるため、手術時間の短縮にもつながります。

3. 痛みと不快感を最小限にする工夫

手術は、目薬による「点眼麻酔」で行い、注射による麻酔が必要ありませんのでご安心ください。万が一、手術中に痛みを感じた場合は、遠慮なくお声がけください。すぐに追加の麻酔を行います。
また、手術中の「まぶしさ」は患者様にとって大きなストレスです。当院では、まぶしさを大幅に軽減する新しい手術用顕微鏡と特殊な光源を採用しています。まぶしさが少ないことで、患者様がリラックスでき、手術の安全性も向上します。

4. 豊富な眼内レンズのラインナップ

単焦点レンズ、多焦点レンズ(2焦点、3焦点、焦点深度拡張型)など、様々な特性を持つ新しい眼内レンズを幅広く取り揃えています。患者様一人ひとりのライフスタイルやご希望を丁寧にお伺いし、最適なレンズをご提案します。

5. 経験豊富な執刀医による丁寧な手術

すべての手術を、白内障手術の経験豊富な院長が執刀します。患者様の大切な目の手術だからこそ、最高の技術と細心の注意をもって、安全・確実な手術を心がけています。

白内障の手術について

手術の必要性

白内障は、目薬で進行を遅らせることはできても、濁った水晶体を透明に戻すことはできません。視力が低下し、日常生活に不便を感じるようになったら、手術が唯一の治療法です。現代の白内障手術は非常に安全性が高く、濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズに交換することで、クリアな視界を取り戻すことができます。

手術の流れ(超音波水晶体乳化吸引術)

  1. 点眼麻酔: 目薬で手術に必要な麻酔を行います。
  2. 切開: 黒目の縁を2~3mmほど小さく切開します。
  3. 水晶体の核の分割・吸引: 水晶体を包む袋(水晶体嚢)の前面を丸く切り取り、超音波で水晶体の濁りを砕きながら吸引します。
  4. 眼内レンズの挿入: 残した水晶体嚢の中に、折りたたんだ眼内レンズを挿入し、固定します。切開創は自然に閉じるため、基本的に縫合は不要です。

眼内レンズの種類と見え方の違い

手術で挿入する眼内レンズには、ピントの合わせ方によっていくつかの種類があります。どのレンズを選ぶかで、手術後の見え方や生活スタイルが大きく変わるため、慎重に選ぶことが大切です。

単焦点眼内レンズ(保険適用)

遠くか近く、どちらか一つの距離にだけピントが合うレンズです。

  • 遠くにピントを合わせた場合: 遠くの景色は裸眼で見えますが、近くの文字(読書、スマートフォンなど)を見るためには老眼鏡が必要です。
  • 近くにピントを合わせた場合: 手元は裸眼で見えますが、遠くを見るためには近視用の眼鏡が必要になります。
  • メリット: 保険適用で費用負担が少ない。ピントが合った距離のコントラスト(色の濃淡)が非常に鮮明です。
  • デメリット: 眼鏡(老眼鏡など)が必要な場合があります。

多焦点眼内レンズ(選定療養)

複数の距離にピントが合うように設計された高機能なレンズです。眼鏡への依存をある程度の軽減ができます。

  • メリット: 遠くと近くの両方が見えるため、眼鏡なしで生活できる時間が長くなります。
  • デメリット:
    ・単焦点レンズに比べ、見え方の鮮明さ(コントラスト)がやや劣ることがあります。
    ・夜間に光がにじんだり、眩しく見えたりする「ハロー・グレア」を感じることがあります(時間とともに慣れる方がほとんどです)。
    ・選定療養のため、レンズ代が自己負担となります。
多焦点眼内レンズの主な種類
  • 2焦点レンズ: 遠くと近くの2点にピントが合います。
  • 3焦点レンズ: 遠く・中間(PC作業など)・近くの3点にピントが合います。
  • 焦点深度拡張型(EDOF)レンズ: 遠くから中間距離まで、切れ目なく自然にピントが合います。
    ハロー・グレアが少ないのが特徴です。

単焦点眼内レンズの見え方
(保険適用)

出典元 日本アルコン株式会社

多焦点眼内レンズの見え方
(選定療養または自費診療)

出典元 日本アルコン株式会社

手術後の生活と注意点

手術が無事に終わっても、術後の生活の過ごし方が目の回復にとって非常に重要です。以下の点にご注意ください。

  • 術後の診察: 手術翌日、4日後、1週間後、1ヶ月後…と定期的な診察が必要です。目の状態を確認し、合併症の有無をチェックするための大切な診察です。
  • 点眼薬: 感染や炎症を防ぐため、3種類の目薬を処方します。医師の指示通り、決められた期間(通常約2~3ヶ月)、忘れずに点眼してください。
  • 保護メガネ: 術後1週間程度は、ホコリや衝撃から目を保護する為と感染予防のために、日中の着用は勿論、就寝時も保護めがねの装用をお願いしています。
  • 日常生活の制限:
    ・洗顔・洗髪: 術後数日間は、目に水が入らないように注意が必要です。首から下のシャワーは翌日から可能ですが、洗顔・洗髪は医師の許可が出てからにしてください(目安:1週間後)。
    ・お化粧: アイメイクは原則術後2週間程度お控えください。
    ・仕事・運転: デスクワークは当日の午後からも可能ですが、術後の体調や目の状態によります。車の運転は、視力が安定し、医師の許可が出てからにしてください。
    ・運動・飲酒: 軽い運動、飲酒は1週間後程度から可能ですが、医師にご相談ください。

後発白内障について

白内障手術後、数ヶ月から数年経ってから、再び「目がかすむ」「まぶしくなる」といった症状が出ることがあります。これは「後発白内障」と呼ばれる状態で、眼内レンズを支えている水晶体の袋(水晶体嚢)が濁ってしまうために起こります。

これは白内障の再発ではなく、比較的よく見られる合併症です。治療は、外来で5分程度のレーザー照射を行うだけで、痛みもなく、すぐに視力は回復します。再手術の必要はありませんので、ご安心ください。

手術費用(目安)

※費用はあくまで目安です。診療報酬の改定により変動する場合があります。

単焦点眼内レンズ(保険診療)

  • 1割負担の方: 約15,000円
  • 2割負担の方: 約30,000円
  • 3割負担の方: 約45,000円

多焦点眼内レンズ(選定療養)

上記の保険診療費に加えて、レンズ代として以下の費用が別途必要です。

  • 片眼: 250,000円~450,000円(税抜) ※レンズの種類により異なります。

高額療養費制度について

70歳未満の方も70歳以上の方も、医療費の自己負担額が一定の上限を超えた場合、超過分が払い戻される「高額療養費制度」が利用できます。所得区分によって上限額が異なります。詳しくはご加入の健康保険組合や市町村の窓口にお問い合わせください。
(※多焦点眼内レンズのレンズ代は、この制度の対象外です)

後発白内障レーザー治療(保険診療)

  • 1割負担の方: 約2,000円
  • 3割負担の方: 約6,000円
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